仕事の中で一日中日光の下で働かなければならないのは建設業です。
最近では熱中症対策を十分に行うことが企業としての最重要課題となっています。
建設業では作業中に熱中症になると、大きな災害となる可能性が高いからです。
また、建設業の作業は同じ現場で長期に渡ることが多くなります。
その時に発生した熱中症の統計を見ると面白い傾向が見られます。
作業者が現場環境に慣れていないため、熱中症対策が不十分であったと考えられます。
もちろん、企業としての対策もありますが、個人の体調管理なども重要になります。
3日目以降は体が慣れてくるために、熱中症の発生は少なくなります。
建設業は屋外作業が多いために、熱中症の危険が高まると想像されます。
しかし、屋内でも窓を閉めた状態で作業をする製造業でも環境はよくありません。
実際に建設業の次に熱中症が多いのは製造業なのです。
労働における熱中症は厚生労働省が細かく管理しています。
しかしながら、実際の作業においてはそれぞれの企業で対策を考えていくことが必要です。
年配の作業員だけではなく、若い作業員へも注意を喚起することが求められているのです。
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